最近活躍する弐号器1 ヤマハのエレキバイオリンSV-200はサイレントか?
ブログはじめて、こんなブログなんて読む人いないだろうって思ってたら1000アクセスに到達してました。ありがとうございます。
私がバイオリンいじるうえで参考にしている人のブログは本当に数が少なく、それも10年くらい前の書き込みなんてざらです。バイオリンいじることを趣味にしている人なんかそんないなそうなので不思議。
また楽器は10-20年で流行が変わったりなんかほとんどないので、私のブログも10年先に人のお役に立てればと思って書いてますので、いいとかひと月10アクセスもあれば御の字と思ってした。
なので、このところ毎月100アクセスもあるのは意外です。どんな人が読まれてるんでしょうね。
さて、、、
このところの、コロナ自粛で、会社もホームオフィスで休業で、家に閉じこもっております。
最初のうちはバイオリン弾き放題なんて思っていたのですが、だんだん問題も出てきました。
それは、公害ならぬ音害の問題です。
前にも書きましたが、私のメインバイオリンのルネジャックマン、音が大きいんです。
これが本当に大きくて、演奏会だといいんですが、家だとちょっと問題で。
先週、バイオリンを弾いていたら、家族のアップルウォッチからいきなりアラート音が。地震でも来るのかと身構えたら、腕時計曰く、68デシベルを超える騒音が発生しているとのことです。
なんじゃそら。騒音かい。家族大爆笑です。
アップルさん、騒音かどうかは音量だけでなく、音をちゃんと聞き分けて判断してくださいよ。AIの時代でしょ。アレクサに後れを取りますよ。
でも、もしかしたらAIで診断しても、音程不確かな私の音は騒音認定されてしまいそう、、、、
てなことで、家族の冷たい目線の中、日中ずっと練習を続けるわけにもいかなくなりました。騒音アラートはその後も出続け、リビングの反対側の結構遠くで弾いてていて出る始末。
サイレンサーを付けてもみたんですが、さすがにアップルウォッチのアラートは出なくなりましたが、コロナで家族全員が狭い家に全員集合の現状では、やっぱりご迷惑のよう。
てなことで、サイレントエレキの弐号器の出番となりました。
ヤマハのエレキバイオリンは、約15年ほど前に、転職祝いで買っていただいたものです。結構なお値段でした。当時、葉加瀬太郎さんの情熱大陸がはやっていて、”よし、これをどこかのライブでやるぞー”と思って、勢いで買ってしまったこと覚えています。
そんな、スケベ心で買ったので、色はショッキングなミッドナイトブルーのド派手な楽器です。
しかし、転職後の激務で実際はほとんど触れず、ケースに入れっぱなしになってました。昨年からアンサンブルを始めて、どうしても深夜練習しないと間に合わないときとかに使い始めて、最近は利用頻度も上がっています。
楽器自体はヤマハがつくっておられるので、建付けもよく不満ありません。楽器は、手工芸品で人によって大きさや厚みがちがったりすることはありますが、エレキバイオインは間違いなく工業製品。弾いていてそういった部分の作りこみの安心感はやはりあります。
当然ながらイヤホンをさせばちゃんとしたエレキバイオリンの音も出ます。音は2種類の音が設定されており、さらにイフェクターで残響を調整できるようになっています。ただ私はエレキバイオリンの人工的な音が、それほど好きではないので、普段はサイレントバイオリンとして使っています。
ひとつ問題は、このバイオリンは本来サイレントバイオリンではなく、エレキバイオリンであること。多少の音漏れが発生します。なので、家族がいるところではもう少し配慮が必要。
なんてわけで、サイレンサーを付けて練習することも多いです。
サイレントバイオリンにサイレンサーをつけるなんて、親亀の上に子亀の世界ですが、少なくともいつでも練習できることは大きな強み。
特にこのバイオリンは、グラッサーのグラファイトボーで弾いているんですが、普段から楽器も、弓もケースから出しっぱなしで、立てかけておいてあります。なので、弾きたいときにちょっと弾くことが出来て本当に便利。練習もはかどるようになりました。
ちょっと、ボーイングとかをしっかりやりたいときは、フランクヴァンサンの弓で練習したりしています。
なので、コロナになってからは、この楽器結構いい投資だったなーって勝手に思ったりしている今日この頃です。
エレキバイオリンはヤマハのもの以外にも海外製などいろいろあります。オークションなどみるとお求めやすい価格のものもあり、ご興味あれば手にとって見られるとよいかと思います。