よしなしごと
ゴールデンウィーク前に銘なしのオールド弓を買ってしまいました管理人ですが、物欲の止まらなさはもう呆れるくらいです。今年のゴールデンウィークは自粛の関連で家にいることが長く、また新しい弓とか買ってしまいそうで、厳しく戒めています。
そもそも、このブログ始めたのは、ネットでバイオリンこと調べてみたり、お金をかけずに良い楽器を手に入れたりしてみたりした時に、思ったより情報とかがなかったりしたことがきっかけでした。
ネットでバイオリンとか買おうと思うと、やっぱり楽器のこととか、弓のこととか少しはわからないとどうしようもなく、色々なブログを参考にさせていただいたりしたので、自分なりに勉強したり経験したりしたことをまとめてます。
数ヶ月の間にバイオリン1丁、弓3本買ってしまっていて、はっきり言って買いすぎです。
その結果、現在、バイオリンはサイレントエレキの物を入れて4丁持ってて
初号器 東ドイツの戦前の無銘大量生産品。高校の時にバイオリンを始めた時に買ったやつ。板が厚すぎてちょっと練習には使い辛いです。
壱号器 ミルクールのジャックマン作1923年。主力楽器。
弐号器 サイレントエレキのバイオリン。深夜の練習専用。今は亡き渋谷のヤマハで買いました。
参号器 東ドイツ1973年生のBad Brambachのwalter Barth作。枯れた音ですが、鳴らしやすくバックアップバイオリンとして活躍中です。ネットオークションにて購入し、自作修理。現在出張先のホテルに置きっ放し。
また弓は都合6本となりました。
メインのミランの工房製(1本目) パリの有名工房作で、都内某有名店で手に入れました。腰がしっかりしており、張りのある強い音が出ます。また、操作性の良さは特筆できる点で、本人の技量を上回った演奏を可能にするので、大事な時はいつもこの弓。
サブのフランクヴァンサン(2本目) 定価的にはミランに負けない星つきのリヨンの工房の弓。腰の強さはミランに一歩譲るものの、弓全体からやわらなか音を響かせる侮れない弓。普段壱号機での自宅練習は、いつまで引いても耳に優しく、満足感のあるこの弓です。ネットオークションにて購入、沼に入るきっかけに。
無銘オールド(3本目) 未だどの国でできたものかもわからないミステリアスな弓。フランクヴァンサンで味をしめて、ネットオークションにて入手。重さはなんと55g程度と軽く、スワンヘッドっぽい外観から、無銘に関わらず只者ではない感満載。実際、ミラン、フランクバンサンとひき比べると、シナっとして柔らかい腰から信じられない音量を出し、早いパッセージでも音が荒れることはありません。まだ実戦投入してませんが、これからが楽しみな弓。
この三本がメインの楽器、壱号器ジャックマンのケースに入っています。
バックアップバイオリンである参号器ブレースには
杉藤の初心者用弓(4本目) 高校の時から使っている弓ですが、初心者用弓で、今弾くにはちょっと辛い弓。ここに一本弓を追加配備必要そう。
それ以外には、二本のカーボン弓が手元にあり、
グラッサーのグラスファイバー弓(5本目) 隠れた名弓。プラスチッキーな外観に似合わずしっかり楽器をならせる万能弓。今は初号器のお供。
中国製、カーボンファイバー弓(6本目) 日本の某有名工房の企画弓。すごい剛弓。多分、私が踏んでも、像が踏んでも壊れません。一発大きな音が出るんですが、私には硬すぎ。今は、サイレントエレキのケースに入っています。ネットフリマで買いました。
こうして眺めて見ると、結構数はあっても必ずしも贅沢に取り揃えたという感じになっていないのは少し悲しいところです。モラッシーとかビソロッティーなどの名の知れた楽器には縁はなさそうですが、でもやはりメインの楽器とかは腕をあげた暁にはちょっと良いものにしたい。
やっぱり本当は量より質で行きたい。なんて思う今日この頃です。